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秋山好古の終生変わらぬ思想 [気づき]
こんにちは、「会社の土台作り」をやっている岩井徹朗です。
今この記事を書いている場所は計画停電の対象外なのですが、自宅のある調布近辺は一昨日から停電が始まっています。
先ほど家族から来たメールを一部引用すると、
・ファミマ→暗闇の中入店制限しながら営業中。
・パルコ→休業。でも、フレッシュネスと和菓子屋さんは頑張って営業中。
・JA&ローソン→ローソンのみ営業。
・サンドラック&百均→1時から営業。
・東急→2時~4時営業。
・ドトール→休業。
・京樽→暗闇営業。
京樽と三菱東京前の信号は京王さんの人が笑顔で交通整理!これには感動した。
だったそうです。
電気が止まる、物流が止まる、ATMが止まる、情報が止まる、・・・
今回のような状況に接すると、いかに普段の自分の生活が止まらない流れの中にあるのかということを改めて実感します。
ところで、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の中の一節に以下のような文章があります。
「人は生計の道を講ずることにまず思案すべきである。一家を養い得てはじめて一郷と国家のためにつくす」
これは主人公の一人、秋山好古の終生変わらなかった思想だとか。
この時期、この一節だけ読むと妙な誤解を受けるかもしれませんね。
もちろん、
「まずは自分や家族が大事だから、自分たちの分だけは食料を確保しろ」
と言っている訳ではありません。
小説を読まれた方、もしくはNHKのテレビ番組をご覧になった方であれば、秋山好古が自分自身は質素な暮らしを続けながら、いかに公けのために貢献したかはご理解いただけるものと思います。
不安定な状況が続く中、なかなか気持ちが落ち着かない部分もあります。
また、一人ひとりができることはほんの小さな事かもしれません。
しかし、まずは自分がなすべきことを日々しっかりとやっていきたいと思います。
今この記事を書いている場所は計画停電の対象外なのですが、自宅のある調布近辺は一昨日から停電が始まっています。
先ほど家族から来たメールを一部引用すると、
・ファミマ→暗闇の中入店制限しながら営業中。
・パルコ→休業。でも、フレッシュネスと和菓子屋さんは頑張って営業中。
・JA&ローソン→ローソンのみ営業。
・サンドラック&百均→1時から営業。
・東急→2時~4時営業。
・ドトール→休業。
・京樽→暗闇営業。
京樽と三菱東京前の信号は京王さんの人が笑顔で交通整理!これには感動した。
だったそうです。
電気が止まる、物流が止まる、ATMが止まる、情報が止まる、・・・
今回のような状況に接すると、いかに普段の自分の生活が止まらない流れの中にあるのかということを改めて実感します。
ところで、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の中の一節に以下のような文章があります。
「人は生計の道を講ずることにまず思案すべきである。一家を養い得てはじめて一郷と国家のためにつくす」
これは主人公の一人、秋山好古の終生変わらなかった思想だとか。
この時期、この一節だけ読むと妙な誤解を受けるかもしれませんね。
もちろん、
「まずは自分や家族が大事だから、自分たちの分だけは食料を確保しろ」
と言っている訳ではありません。
小説を読まれた方、もしくはNHKのテレビ番組をご覧になった方であれば、秋山好古が自分自身は質素な暮らしを続けながら、いかに公けのために貢献したかはご理解いただけるものと思います。
不安定な状況が続く中、なかなか気持ちが落ち着かない部分もあります。
また、一人ひとりができることはほんの小さな事かもしれません。
しかし、まずは自分がなすべきことを日々しっかりとやっていきたいと思います。
明日に向けての気づき [気づき]
「会社の土台作り」をやっている岩井徹朗です。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。あまりの惨状に心が痛みます。
一昨日地震が起こった時、私は15時30分からのアポイントに向かう途中でした。
山手線を降りて新宿駅のプラットフォームを歩いていた時、最初の大きな揺れが…。
その後駅の改札を出ましたが、街中人でごったがえしになっていました。
電車も止まり、タクシーもつかまらない状態だったので、アポイント先へ行くのは難しいと判断し、先方へ連絡しようと思って電話しましたが、携帯電話が一向につながりません。
そういえばとふと思いだし、まずG-mailを使って先方にメールを送りました。そうこうしている内にコンビニのところで、公衆電話を発見。
先方に電話したところ、ようやく直接話をすることができました。既に先方では私が送ったG-mailを見てくれていた様子で、アポイントの日時を変更。これで一つは問題解決です。
一方、この間家族とは連絡がとれませんでした。当日はその時間に外出すると聞いていたので、携帯電話でしか連絡のとりようのない状態。しかも、その携帯電話がつながらないため、ちょっと打つ手なし。
そこで、まずは事務所に戻ろうと高田馬場まで歩きました。
事務所は多少書類等が散乱していましたが、見たところ大きな被害はなく、パソコンも無事つながりました。
この後、災害用伝言板を使って家族とも連絡がとれ、午後9時頃に新宿で家族と再会。高層ビル内にあった公衆電話で実家にも我々の無事を報告。
新宿駅近くのカレー店で夕飯を済ませて駅に戻ると、11時頃から京王線が復旧した旨の知らせ。調布の我が家に着いたのはちょうど日付が変わる直前でした。
明日からまた仕事が始まるという方も多いと思いますが、金曜日から今日にかけて気付いたことや実行したことの一部を箇条書き的に書きます。
少しでもご参考になれば、幸いです。
・Twitter
今回情報収集で役立ったのがTwitterでした。私は現在2,172名の方をフォローしているのですが、タイムラインに流れる最新の情報は大変参考になりました。
また、今回災害時には携帯電話があまり機能しなかったことがよく分かったので、家族との連絡用手段の一つとして家族にもアカウントを開設させました。
・運動靴
結果的に私は新宿―高田馬場を歩いて往復しただけで済みましたが、普段履いている革靴で長時間歩くのはなかなか困難です。本日運動靴を買ったので、今まで履いていた古い運動靴を明日事務所用に持っていく予定です。
・地図
歩いて移動中に2人の方に「○○へ行くにはこっちで良いのか?」と聞かれました。最初の方には自分が今通ってきた道だったので、自信を持って「こっちで大丈夫です。」と回答することができました。
しかし、もう一人の方には、「たぶんあちらの方向で大丈夫だと思います。」という非常に曖昧な答えしかできませんでした。
結果的にはその答えで間違っていなかったのですが、やはり、自分の行く場所だけでなく、自分がよく知らない場所への行き方を聞かれることがあるというのを改めて実感。
今日本屋さんで前から買おうと思っていた「震災時帰宅支援マップ首都圏版」 を購入。
・充電機器の携帯
私は普段NTTドコモとiPhoneを利用しています。ドコモの充電器は普段から持ち歩いていますが、iPhoneのは自宅に置いたままでした。
今回は前日にフル充電していたため、問題はなかったのですが、せっかくの電子機器も電池切れでは宝の持ち腐れ。充電機器はセットで持ち歩きたいと思います。
・緊急時連絡方法の確認
いざというどういう方法で連絡をとるか、連絡が取れない場合はどうするのかを事前に決めておくべきでした。
災害用伝言版も今回いったん事務所に戻れる状況であったため、落ち着いて対応できましたが、これが常に外にいなければならない場合であれば、家族と連絡が取れるまでもう少し時間がかかったように思います。
明日以降仕事を行う上で、やろうとしていること。
・事務所の緊急用グッズの確認
いったんは事務所に泊まらざるを得ないかなあと思って改めて事務所内を見直してみると、足りないものがたくさんありました。
自宅には災害用グッズを一通りリュックにまとめていますが、事務所はほとんど未整備。大手企業ではこの辺の対応をきちんとしているところも多いのでしょうが、帰宅難民になる可能性があることを勘案、最低限必要なものは揃えたいと思います。
・仕事の前倒し実行
輪番停電も予想される中、今日できるものは今日中にという形で仕事をより前倒しで実行したいと思います。
・時間の割振り
事務所でしかできないこと、自宅でもできることを切り分けて、よりメリハリをつけて時間を使う必要があると考えています。
・情報の取捨選択
混乱が続く中、いろいろな情報が錯綜しています。私のところにも、知人から有害な雨が降るので注意した方が良いというメールが来ました。
どの情報を信じ、どう判断するかは最終的には個々人によるのだと思いますが、少なくともデマ情報には惑わされないよう充分に注意したいと思います。
今回やはり痛感したのは人のつながりの大切さ。
地震当日、夜遅くにカレー屋さんに入った時、店員の方が笑顔でテキパキと働いている姿に大いに元気づけられました。
私個人にできることは小さいことかもしれませんが、まずは自分ができることをしっかりとやっていきたいと思います。
なお、この内容は私が書いている別のブログと同じ内容を記載しておりますので、ご了承のほどお願い申し上げます。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。あまりの惨状に心が痛みます。
一昨日地震が起こった時、私は15時30分からのアポイントに向かう途中でした。
山手線を降りて新宿駅のプラットフォームを歩いていた時、最初の大きな揺れが…。
その後駅の改札を出ましたが、街中人でごったがえしになっていました。
電車も止まり、タクシーもつかまらない状態だったので、アポイント先へ行くのは難しいと判断し、先方へ連絡しようと思って電話しましたが、携帯電話が一向につながりません。
そういえばとふと思いだし、まずG-mailを使って先方にメールを送りました。そうこうしている内にコンビニのところで、公衆電話を発見。
先方に電話したところ、ようやく直接話をすることができました。既に先方では私が送ったG-mailを見てくれていた様子で、アポイントの日時を変更。これで一つは問題解決です。
一方、この間家族とは連絡がとれませんでした。当日はその時間に外出すると聞いていたので、携帯電話でしか連絡のとりようのない状態。しかも、その携帯電話がつながらないため、ちょっと打つ手なし。
そこで、まずは事務所に戻ろうと高田馬場まで歩きました。
事務所は多少書類等が散乱していましたが、見たところ大きな被害はなく、パソコンも無事つながりました。
この後、災害用伝言板を使って家族とも連絡がとれ、午後9時頃に新宿で家族と再会。高層ビル内にあった公衆電話で実家にも我々の無事を報告。
新宿駅近くのカレー店で夕飯を済ませて駅に戻ると、11時頃から京王線が復旧した旨の知らせ。調布の我が家に着いたのはちょうど日付が変わる直前でした。
明日からまた仕事が始まるという方も多いと思いますが、金曜日から今日にかけて気付いたことや実行したことの一部を箇条書き的に書きます。
少しでもご参考になれば、幸いです。
今回情報収集で役立ったのがTwitterでした。私は現在2,172名の方をフォローしているのですが、タイムラインに流れる最新の情報は大変参考になりました。
また、今回災害時には携帯電話があまり機能しなかったことがよく分かったので、家族との連絡用手段の一つとして家族にもアカウントを開設させました。
・運動靴
結果的に私は新宿―高田馬場を歩いて往復しただけで済みましたが、普段履いている革靴で長時間歩くのはなかなか困難です。本日運動靴を買ったので、今まで履いていた古い運動靴を明日事務所用に持っていく予定です。
・地図
歩いて移動中に2人の方に「○○へ行くにはこっちで良いのか?」と聞かれました。最初の方には自分が今通ってきた道だったので、自信を持って「こっちで大丈夫です。」と回答することができました。
しかし、もう一人の方には、「たぶんあちらの方向で大丈夫だと思います。」という非常に曖昧な答えしかできませんでした。
結果的にはその答えで間違っていなかったのですが、やはり、自分の行く場所だけでなく、自分がよく知らない場所への行き方を聞かれることがあるというのを改めて実感。
今日本屋さんで前から買おうと思っていた「震災時帰宅支援マップ首都圏版」 を購入。
・充電機器の携帯
私は普段NTTドコモとiPhoneを利用しています。ドコモの充電器は普段から持ち歩いていますが、iPhoneのは自宅に置いたままでした。
今回は前日にフル充電していたため、問題はなかったのですが、せっかくの電子機器も電池切れでは宝の持ち腐れ。充電機器はセットで持ち歩きたいと思います。
・緊急時連絡方法の確認
いざというどういう方法で連絡をとるか、連絡が取れない場合はどうするのかを事前に決めておくべきでした。
災害用伝言版も今回いったん事務所に戻れる状況であったため、落ち着いて対応できましたが、これが常に外にいなければならない場合であれば、家族と連絡が取れるまでもう少し時間がかかったように思います。
明日以降仕事を行う上で、やろうとしていること。
・事務所の緊急用グッズの確認
いったんは事務所に泊まらざるを得ないかなあと思って改めて事務所内を見直してみると、足りないものがたくさんありました。
自宅には災害用グッズを一通りリュックにまとめていますが、事務所はほとんど未整備。大手企業ではこの辺の対応をきちんとしているところも多いのでしょうが、帰宅難民になる可能性があることを勘案、最低限必要なものは揃えたいと思います。
・仕事の前倒し実行
輪番停電も予想される中、今日できるものは今日中にという形で仕事をより前倒しで実行したいと思います。
・時間の割振り
事務所でしかできないこと、自宅でもできることを切り分けて、よりメリハリをつけて時間を使う必要があると考えています。
・情報の取捨選択
混乱が続く中、いろいろな情報が錯綜しています。私のところにも、知人から有害な雨が降るので注意した方が良いというメールが来ました。
どの情報を信じ、どう判断するかは最終的には個々人によるのだと思いますが、少なくともデマ情報には惑わされないよう充分に注意したいと思います。
今回やはり痛感したのは人のつながりの大切さ。
地震当日、夜遅くにカレー屋さんに入った時、店員の方が笑顔でテキパキと働いている姿に大いに元気づけられました。
私個人にできることは小さいことかもしれませんが、まずは自分ができることをしっかりとやっていきたいと思います。
なお、この内容は私が書いている別のブログと同じ内容を記載しておりますので、ご了承のほどお願い申し上げます。
目標100%達成には理由あり [気づき]
昨日の朝日新聞の夕刊に「100%の舞台裏」という題名でエッセーが出ていました。
同新聞では1月に全国自治体議会アンケートを実施した際、なんと100%の回答を得たらしいのです。
筆者の方がその理由としてあげられているのは5つ。
1.封筒に「アンケート在中、よろしくお願いします」と書いた。
2.締め切り日を、約800自治体ずつ、3日に分けた。
3.五月雨式に「あすが締め切りです」という電話をかけた。
4.「そんなの届いていない」という返事の先にはすぐに質問を送り直した。
5.難航した先には、議長に直接電話をかけて直談判していった。
会社でもいろいろとアンケートや市場調査などを行っていると思いますが、なかなか100%回答を得るというのは難しいのではないでしょうか。
有名な大手企業ならまだしも、まだ一般には名前を知られていない中小企業が自社製品のお客様の声を集めようといろいろ動いても、なかなか思ったように回答が集まらないかもしれませんね。
上記の5つ理由を要約すれば、次のように言えます。
1.目的の明確化、差別化
2.事務の分散化、平準化
3.適時、的確なフォローアップ
4.冷静、迅速な対応
5.目標達成への執念、ねばり
アンケートの回答・回収に限らず、これらのステップはプロジェクトを進めていく上で必要な要素。
一つ一つの事は言葉にすれば、
「そんなの分かっているよ!」
というように簡単なことかもしれませんが、
実際にいざ自らやる立場になると、
「ちょっと面倒だなあ・・・」
と手を抜いてしまったり、
「まあこれぐらいは良いか・・・」
と安易に妥協してしまうケースが多いと思います。
自社の中でなかなか成果が上がらないプロジェクトの場合、どの要素が足りないのか。今回の事例を参考に業務フローを見直してみると、案外あっさりと答えが見つかるのではないかという気がします。
同新聞では1月に全国自治体議会アンケートを実施した際、なんと100%の回答を得たらしいのです。
筆者の方がその理由としてあげられているのは5つ。
1.封筒に「アンケート在中、よろしくお願いします」と書いた。
2.締め切り日を、約800自治体ずつ、3日に分けた。
3.五月雨式に「あすが締め切りです」という電話をかけた。
4.「そんなの届いていない」という返事の先にはすぐに質問を送り直した。
5.難航した先には、議長に直接電話をかけて直談判していった。
会社でもいろいろとアンケートや市場調査などを行っていると思いますが、なかなか100%回答を得るというのは難しいのではないでしょうか。
有名な大手企業ならまだしも、まだ一般には名前を知られていない中小企業が自社製品のお客様の声を集めようといろいろ動いても、なかなか思ったように回答が集まらないかもしれませんね。
上記の5つ理由を要約すれば、次のように言えます。
1.目的の明確化、差別化
2.事務の分散化、平準化
3.適時、的確なフォローアップ
4.冷静、迅速な対応
5.目標達成への執念、ねばり
アンケートの回答・回収に限らず、これらのステップはプロジェクトを進めていく上で必要な要素。
一つ一つの事は言葉にすれば、
「そんなの分かっているよ!」
というように簡単なことかもしれませんが、
実際にいざ自らやる立場になると、
「ちょっと面倒だなあ・・・」
と手を抜いてしまったり、
「まあこれぐらいは良いか・・・」
と安易に妥協してしまうケースが多いと思います。
自社の中でなかなか成果が上がらないプロジェクトの場合、どの要素が足りないのか。今回の事例を参考に業務フローを見直してみると、案外あっさりと答えが見つかるのではないかという気がします。
ロールキャベツ男子の本質 [気づき]
一見外見は草食系だけれど、中味は肉食系の男子を「ロールキャベツ男子」と言うとのこと。
「羊の皮を被った狼」という言葉はあまり使われなくなった昨今、一部女性の間ではいざという時に頼りになるロールキャベツ男子が秘かに人気をよんでいるという話も耳にします。
日本語の表現はなかなか奥が深いですね。
さて、会社を区分する時によく「中小企業」とか、「ベンチャー企業」とか呼びますが、その使い分けって案外難しい気がします。
中小企業の場合、法律で定義されており、業種毎に従業員数と資本金の金額で一定以下のものを中小企業と呼んでいます。
このため、その定義に従うと、ベンチャー企業もその大半は中小企業という範疇に入ります。
現在の私の会社は資本金が1,000万円で従業員数0名(役員4名)。業種としてはサービス業に分類されますので、バリバリの中小企業です。
しかし、自社をベンチャー企業と言ったことは1度もありません。
その理由をいろいろと考えてみると、
・独自の技術を持っている訳ではない。
・革新的なサービスを提供していない。
・ハイリスク・ハイリターンな指向はない。
・株式上場(IPO)を目指していない。
・外部からの資本調達はしていない。
などなど。
何となくないないづくしで少しへこみますが(笑)、一般にベンチャー企業の特徴と言われているような要素をあまり兼ね備えていない気がします。
ベンチャー企業という言葉もここ10数年で広く定着化しました。
掘り下げていくと各人によって持っているイメージは微妙に異なりますが、人気投票したら恐らくベンチャー企業>中小企業という結果になるのではないでしょうか。
そして、言葉の持つイメージは意外と重要。
「私はベンチャー企業で働いています!」
と言われると、何をやっているのかよく理解できなくても、なんとなく凄そうなことをやっている印象を(勝手に)持ってしまいます。
けれども、中小企業であれ、ベンチャー企業であれ、大企業に比べると会社としての資源が乏しいのは同じ。業績の悪化した時に耐えて復活するのはそれなりの備えが必要です。
ハイリターンを狙うのは良いにしても、リスクへの対応をきちんと手当てしないと、単に無茶苦茶な経営になりかねません。
したがって、ベンチャー企業というプラスのイメージを惑わされず、その技術の信頼性や将来性、経営者の資質など一般に中小企業をチャックするのと同じ審査基準が必要です。
ロールキャベツ男子と言うと少しやさしい男性のイメージを抱いてしまいますが、本質は狼と考えればやはりそれなりの警戒は必要。言葉のあやには注意して物事の本質を見失わないようにしたいですね。
ちなみにあっさり和風だしで煮込んだロールキャベツは私の大好物の一つです。
「羊の皮を被った狼」という言葉はあまり使われなくなった昨今、一部女性の間ではいざという時に頼りになるロールキャベツ男子が秘かに人気をよんでいるという話も耳にします。
日本語の表現はなかなか奥が深いですね。
さて、会社を区分する時によく「中小企業」とか、「ベンチャー企業」とか呼びますが、その使い分けって案外難しい気がします。
中小企業の場合、法律で定義されており、業種毎に従業員数と資本金の金額で一定以下のものを中小企業と呼んでいます。
このため、その定義に従うと、ベンチャー企業もその大半は中小企業という範疇に入ります。
現在の私の会社は資本金が1,000万円で従業員数0名(役員4名)。業種としてはサービス業に分類されますので、バリバリの中小企業です。
しかし、自社をベンチャー企業と言ったことは1度もありません。
その理由をいろいろと考えてみると、
・独自の技術を持っている訳ではない。
・革新的なサービスを提供していない。
・ハイリスク・ハイリターンな指向はない。
・株式上場(IPO)を目指していない。
・外部からの資本調達はしていない。
などなど。
何となくないないづくしで少しへこみますが(笑)、一般にベンチャー企業の特徴と言われているような要素をあまり兼ね備えていない気がします。
ベンチャー企業という言葉もここ10数年で広く定着化しました。
掘り下げていくと各人によって持っているイメージは微妙に異なりますが、人気投票したら恐らくベンチャー企業>中小企業という結果になるのではないでしょうか。
そして、言葉の持つイメージは意外と重要。
「私はベンチャー企業で働いています!」
と言われると、何をやっているのかよく理解できなくても、なんとなく凄そうなことをやっている印象を(勝手に)持ってしまいます。
けれども、中小企業であれ、ベンチャー企業であれ、大企業に比べると会社としての資源が乏しいのは同じ。業績の悪化した時に耐えて復活するのはそれなりの備えが必要です。
ハイリターンを狙うのは良いにしても、リスクへの対応をきちんと手当てしないと、単に無茶苦茶な経営になりかねません。
したがって、ベンチャー企業というプラスのイメージを惑わされず、その技術の信頼性や将来性、経営者の資質など一般に中小企業をチャックするのと同じ審査基準が必要です。
ロールキャベツ男子と言うと少しやさしい男性のイメージを抱いてしまいますが、本質は狼と考えればやはりそれなりの警戒は必要。言葉のあやには注意して物事の本質を見失わないようにしたいですね。
ちなみにあっさり和風だしで煮込んだロールキャベツは私の大好物の一つです。
成功への近道 [気づき]
先日クライアントさんが創業10周年ということで、夕食をご馳走してくれました。
食事を終えてから地下のバーへ。そこで、話題は、どうすれば成功により近づけるかということに。
クライアントさんが会社を作ってからの10年とサラリーマンとしての20年。その経験を踏まえて出された結論は、
・欲を出した時はことごとく失敗している。
・無心で仕事に取組んでいると、結果的に良い成果が得られている。
というもの。
例えば、
「この取引が成約すれば100万円儲かるぞ!」
とか、
「あと5万円値上げできれば、原価をカバーできるのになあ・・・」
といった気持ちでやっていると、取引そのものが成立しなかったり、逆に値段が下がって損失が膨らんだりしたことが多かったとのこと。
人間誰しも欲があるもの。しかし、欲が前面に出てしまうとせっかくのチャンスも逃げてしまうということでしょうか。
一方で、ビジネスとしてしっかりと収益を上げるという意識を持っていないと、忙しく動き回っていても一向に会社の業績が向上しないという事態もありえます。
このバランスを如何にとるか。私自身もまだ自分の答えを見つけた訳ではありません。
先のクライアントさんの会社に比べると、当社はちょうど半分にあたる5年目。これから5年の間には自分なりの結論を出せるようにしたいと思います。
食事を終えてから地下のバーへ。そこで、話題は、どうすれば成功により近づけるかということに。
クライアントさんが会社を作ってからの10年とサラリーマンとしての20年。その経験を踏まえて出された結論は、
・欲を出した時はことごとく失敗している。
・無心で仕事に取組んでいると、結果的に良い成果が得られている。
というもの。
例えば、
「この取引が成約すれば100万円儲かるぞ!」
とか、
「あと5万円値上げできれば、原価をカバーできるのになあ・・・」
といった気持ちでやっていると、取引そのものが成立しなかったり、逆に値段が下がって損失が膨らんだりしたことが多かったとのこと。
人間誰しも欲があるもの。しかし、欲が前面に出てしまうとせっかくのチャンスも逃げてしまうということでしょうか。
一方で、ビジネスとしてしっかりと収益を上げるという意識を持っていないと、忙しく動き回っていても一向に会社の業績が向上しないという事態もありえます。
このバランスを如何にとるか。私自身もまだ自分の答えを見つけた訳ではありません。
先のクライアントさんの会社に比べると、当社はちょうど半分にあたる5年目。これから5年の間には自分なりの結論を出せるようにしたいと思います。
・口座残高に経営判断が影響されない安定した経営を実現するためのメルマガ「【UCF】超キャッシュフロー経営通信」の詳細は「こちら」 → http://bit.ly/heeze_ucfmaill■ HP
・成長支援部作り → http://www.basis01.com/■ Facebookページ
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