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表の顔と裏の顔 [マネジメント]

 いろいろな経営者の人を見ていると、実際には表裏のある人も多いですね。

 対外的にはいつもニコニコ笑顔の社長であっても、社内では暴君然としてどなりちらしている人、大手企業には非常に低姿勢なのに、相手先が自社より小さいところだと、言葉使いがまるで違う人、などなど。

 経営者の人間性と言ってしまえば、それまでですが、それが社員に与える悪影響はかなりのものです。

 よくあるのが、「取引先には優先順位をつけろ」という教え。

 もちろん、経営資源が限られている以上、より収益の見込める先、より大きな取引に結びつく可能性がある先に対し、優先的に力を注力するのは正しい戦略だと思います。

 しかし、もし、経営者が「こちらがお金を払う先よりもこちらにお金を持ってくる先を優先しろ」という指示を出した場合、どうなるでしょうか。

 もちろん、会社は売上をあげてなんぼの世界なので、仕入先や外注先よりも販売先との関係強化が重視されることが多いのは事実です。

 けれども、販売先と仕入先に対する対応が極端に違う場合、思わぬところで足をすくわれる結果を招く恐れがあります。

 以前、「家電メーカーのP社の製品が丈夫で長持ちするのは、P社が部品の仕入先への支払条件がよく、お金払いがきっちりしているため、各部品メーカーがより品質の良い部品をP社に提供しているからだ」という話を聞いたことがあります。

 P社は仕入先を大切にすることで、結果的に高品質の製品を作ることができ、最終的に売上を伸ばすことができたという訳です。

 浅はかな二面性はすぐに見破られます。

 社外と社内、売上の大小、販売先と仕入先・・・。
 
 狭い世の中、こざかしいことはやめにしてより本質的なものを追求しなければならない時代かと思います。
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