あれから25年

　25年前の今日はあの日航機墜落事故の日。

　あの頃私はちょうど今でいう就活の真っ最中でした。

　当初は外交官を目指して仲間と一緒に勉強していましたが、あえなく一次試験で不合格。
　当時は正式に採用活動が始まるのは大学4年生になってからでした。しかし、私の場合、本格的に企業を回り始めたのは外交官試験の結果が出た後ということもあり、やや出遅れ感がありました。

　ようやく8月に入ってなんとか内定がもらえそうな会社が1社出てきたところ。
　人事課長に会う前に会社の受付で待っていた時、ロビーにあったテレビで事故関連のニュースが流れていたのを今でも覚えています。

　あれから25年。振り返るといろいろあったような気がしますが、あっという間だったような気もします。

　しかし、「当時は20歳で、今生きていれば45歳・・・」というような報道に接すると、大半を社会人として過ごしてきた日々を、「本当に懸命に生きてきたと言えるのか」と自分に問いたださざるを得ない気持ちになります。

　25年という時を刻むことができたことに改めて感謝しつつ、次の四半世紀に向けてより一層努力しなければと思っているところです。

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