警備システムを入れたら新たな発見があった！

　先日事務所に警備システムを導入した。
　3人の作業員が午前中からやってきて、半日ほどかかって作業が完了。

　入退出の際のセットのやり方の説明を受けた後、最後に担当者の人から
　「このシールをどこに貼りましょうか。」
と聞かれた。

　それはその警備会社の名前が入ったシールで通常ドアや入口の壁に貼るとのこと。縦横10cmぐらいあるシールで、ドアの色とは合わないため、壁のところに貼ってもらった。

　さて、先週の金曜日。私はクライアントさんに訪問する際、あることに気がついた。
　駅から歩いてクライアントさんの事務所に着く5分ぐらいの間、ビルの入口や喫茶店のドアのところにその警備会社のシールが貼られていたのである。
　
　多くのオリンピック選手も所属するその警備会社。
　実はその本社は私が週2回訪問しているクライアント先から歩いて数分のところにある。
　
　本社近辺のビルや事務所の警備を他社にとられてはシャレにならないので、おそらくローラーセールスをしたのではないかと推測している。

　それはさておき、私はその道を何十回も通っているのだが、その警備会社のシールには全く気づいていなかった。
　そして、今回事務所に警備システムを入れていなければ、その日もそのシールの存在は意識しなかったのではないかと思う。そのシールはずっと前からあったにも関わらず・・・。

　同じ風景や状況を見ていても、人によって見えているもの、感じているものは違う。

　今回は警備会社のシールを貼るという経験を経たため、今までとは違ったものの見方できたのであるが、逆に言えば、ある意識を持って状況を分析すれば、新しい発見が生れる可能性もあるということ。

　普段の生活、日常業務の中にもいろいろなヒントが隠されており、実はそれに気づいていないだけなのかもしれない。

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