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「燃えつきた・・・」とつぶやく前に [資金繰り]

こんにちは、ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。


燃えたよ・・・
まっ白に・・・
燃えつきた・・・
まっ白な灰に・・・

有名な「あしたのジョー」の最後のシーン。


最強の世界チャンピオン
ホセと15回戦の死闘を戦い抜き、
ちょっと微笑むように静かに座っている矢吹丈。

死んでしまったのか、
まだ、生きているのか。

子供の頃、友達の間でも
熱い議論がありました。

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さて、会社の資金繰りを「時間」の
観点から考える際、よく使われるのが、
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バーンレート(Burn rate)
==============
です。


日本語では資金燃焼率と訳され、

キャッシュバーンレート(Cash burn rate)
(現金燃焼率)

とも言われています。


バーン、すなわち、燃えるという
ところから出ている言葉で、

企業が毎月いくらお金を失うか

を表しています。


例えば、会社が平均して、毎月

売上等による入金額:100万円

経費や借入返済等による支出額:300万円

だったとすると、

入金額-支出額=▲200万円

となるので、

バーンレートは200万円

となります。


仮に手元の資金が1,000万円あったとすると、

1,000万円÷200万円=5ヵ月

となるので、今の状態が続くと、

5ヵ月後にはお金がなくなる

ということが分かります。


まだ、売上が立っていないベンチャー企業の
===============
資金余力がどのくらいあるのか
===============
を見る指標としてよく使われます。


先の事例で言うと、
この会社の場合、残された時間は5ヵ月。


この5ヵ月の間に

・売上を上げる

・経費を削る

・資金調達をする

等の手段によって、
資金繰りを改善する必要があります。


毎月手元の資金が減っている場合、
私はまずこのバーンレートを使って、
====================
会社に残された時間がどのくらいなのか
====================
を把握します。


燃えつきるまで、どのくらい余裕があるのかを
つかむことがまずスタートです。

・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━━・
「あしたのジョー」は、私が中学生の時に
通っていた塾の数学の先生が大ファンで、

「(受験が終わったら)
 『あしたのジョー』は絶対に読め!」

と熱心に薦めていました。


既に忘れているところも多いので、
機会を見つけてもう一度読み直したい
と思います。

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