★根性論を脱し、PDCAサイクルを回して会社の持続的な成長につなげる手法は「こちら」をご覧下さい。★中小企業のためのPDCA実践講座
今までで一番受けたスピーチ [コミュニケーション]
"My boss has already gone. So I have no pressure."
たどたどしい英語でやったスピーチに一同大爆笑!
話した本人はそれほど受けるとは思っていなかったので、ちょっと驚きましたが、心の中で小さくガッツポーズ。
これは今から約14ほど前、ある集まりで私が話したフレーズです。英語の文法として正しいのかどうかは分かりませんが、言いたかったのは、
「上司がいなくなったので、私はプレッシャーがなく気軽だ」
ということ。
では、何ということはないこのスピーチがなぜ受けたのでしょうか?
当時、私はフィリピンで働いていました。地場の銀行と業務提携し、ジャパンデスクなるものを作って日系企業の海外進出のお手伝いをしていました。
ある時、地場銀行の法人営業グループの合宿が1泊2日で行われることになり、日本人として上司と私の2名が参加しました。場所はマニラから車で3時間くらいかかるスービックというところ。昔米軍基地があったところと言えば名前だけはご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
上司の人は所用があったため、宿泊はせず1日目にスケジュールが終わった後、マニラに帰りました。
そして、合宿の最後に新しく加わったメンバーが一人ひとり挨拶をすることになり、そのトップバッターが私だった訳です。
英語でのスピーチなどほとんどやった事のない私が、その時思わず口にしたのが、冒頭のフレーズだった訳です。
話した直後はなぜこれが大受けしたのかよく分からなかったのですが、思い当たるとすれば、以下のようなことが考えられます。
・日本の会社では上司が部下に対して絶対的な権限を持っていることを皆が知っていた。
・当時の私の上司はちょっと変わった人だったのですが、それにもめげず(笑)、私が一所懸命に仕事をしている姿を多くの人が見ていてくれた。
・簡潔な表現だった(実態は難しい表現は使えなかったということですが・・・)。
・恐らく言い方に気持ちがこもっていた。
要は共通の理解や土台が前提としてあり、そこに分かりやすい言葉と素直な気持ちが加わったことで思いがけない感動(爆笑?)を生んだのではないかと思います。
さて、皆様もいろいろな場面で話をされる機会があると思いますが、相手側の反応はいかがでしょうか。
会社で何かを伝えようとする際、まず必要となるのは伝える相手側に一定の理解があること。
これがないと、社長がどんなに良いことを言っても馬の耳に念仏です。
次に伝え方。
難しい言い回しはダメで、短く、かつ、印象的な表現でないと、なかなか相手も納得しません。
最後に気持ちの問題。
心を込めて書いた文章は人の心を揺さぶり、真に気持ちの入った言葉は時に感動を呼びます。
美辞麗句だけ並べても人はなかなか動いてくれません。
そういう意味で言いたいことをきちんと伝えるというのはなかなか難しい問題ですね。
さて、冒頭のスピーチが14年以上経過していますが、あの時以上に手応え(?)のあるスピーチをやっていない気がします・・・。もっともっと頑張らねばなりません。
たどたどしい英語でやったスピーチに一同大爆笑!
話した本人はそれほど受けるとは思っていなかったので、ちょっと驚きましたが、心の中で小さくガッツポーズ。
これは今から約14ほど前、ある集まりで私が話したフレーズです。英語の文法として正しいのかどうかは分かりませんが、言いたかったのは、
「上司がいなくなったので、私はプレッシャーがなく気軽だ」
ということ。
では、何ということはないこのスピーチがなぜ受けたのでしょうか?
当時、私はフィリピンで働いていました。地場の銀行と業務提携し、ジャパンデスクなるものを作って日系企業の海外進出のお手伝いをしていました。
ある時、地場銀行の法人営業グループの合宿が1泊2日で行われることになり、日本人として上司と私の2名が参加しました。場所はマニラから車で3時間くらいかかるスービックというところ。昔米軍基地があったところと言えば名前だけはご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
上司の人は所用があったため、宿泊はせず1日目にスケジュールが終わった後、マニラに帰りました。
そして、合宿の最後に新しく加わったメンバーが一人ひとり挨拶をすることになり、そのトップバッターが私だった訳です。
英語でのスピーチなどほとんどやった事のない私が、その時思わず口にしたのが、冒頭のフレーズだった訳です。
話した直後はなぜこれが大受けしたのかよく分からなかったのですが、思い当たるとすれば、以下のようなことが考えられます。
・日本の会社では上司が部下に対して絶対的な権限を持っていることを皆が知っていた。
・当時の私の上司はちょっと変わった人だったのですが、それにもめげず(笑)、私が一所懸命に仕事をしている姿を多くの人が見ていてくれた。
・簡潔な表現だった(実態は難しい表現は使えなかったということですが・・・)。
・恐らく言い方に気持ちがこもっていた。
要は共通の理解や土台が前提としてあり、そこに分かりやすい言葉と素直な気持ちが加わったことで思いがけない感動(爆笑?)を生んだのではないかと思います。
さて、皆様もいろいろな場面で話をされる機会があると思いますが、相手側の反応はいかがでしょうか。
会社で何かを伝えようとする際、まず必要となるのは伝える相手側に一定の理解があること。
これがないと、社長がどんなに良いことを言っても馬の耳に念仏です。
次に伝え方。
難しい言い回しはダメで、短く、かつ、印象的な表現でないと、なかなか相手も納得しません。
最後に気持ちの問題。
心を込めて書いた文章は人の心を揺さぶり、真に気持ちの入った言葉は時に感動を呼びます。
美辞麗句だけ並べても人はなかなか動いてくれません。
そういう意味で言いたいことをきちんと伝えるというのはなかなか難しい問題ですね。
さて、冒頭のスピーチが14年以上経過していますが、あの時以上に手応え(?)のあるスピーチをやっていない気がします・・・。もっともっと頑張らねばなりません。
・口座残高に経営判断が影響されない安定した経営を実現するためのメルマガ「【UCF】超キャッシュフロー経営通信」の詳細は「こちら」 → http://bit.ly/heeze_ucfmaill■ HP
・成長支援部作り → http://www.basis01.com/■ Facebookページ
・社長の頭の中にしかないことは、言語化、数字化してこそ価値がある → https://www.facebook.com/heeze2006
コメント 0