観光地にあった残念なお店

　先週、クライアントさんと一緒にとある地方のお客様を訪問しました。

　訪問を終えて帰る途中、有名な観光地があったので、昼食休憩も兼ねてちょっと寄り道しました。

　ある場所に近づくと、地元のおばちゃんがしきりに手で合図を送ってきます。駐車場への誘導です。

　値段を聞くと駐車料金は1台500円。
　ただし、その駐車場は近くのお土産屋さんのものらしく、そのお店で1,000円以上買うと、駐車場代はタダになるらしいのです。

　他に駐車場を探すのも面倒だし、

　「まあ、せっかっく来たんだからいいか」

ということになり、500円を払ってその駐車場に車を止めました。

　その後、観光スポットを40分ほど見学し、そのお土産屋さんへ。

　しかし・・・、正直言って買いたいような品物がありません。

　海に近いので海産物もいくつか置いていますが、これっと言って魅力的なものはなく、お菓子類も観光地にちなんだネーミングがついているものの、味が容易に想像できるものばかり。

　しかも、お店の雰囲気が薄暗く、まるで活気がありません。

　仕方なく、私とクライアントさんがそれぞれ500～600円ぐらいのお土産を1個ずつ買いました。そして、その領収書を見せて無事500円のキャッシュバックを受けたのでした。

　お店で一定金額以上のものを買えば、駐車場代がタダになるという戦略自体は良いと思いますが、肝心のお店がちょっとしょぼ過ぎました。
　呼び込みとしての取っ掛かりは良かったとしても、あのお店の品揃えと雰囲気ではもっと買おうという気が起こらないのです。

　せっかくの立地条件を活かしきれていない残念なお店。やり方次第ではすぐに売上倍増できる余地は多いにあると思うのですが・・・。

　なお、昼食は観光地へ行く途中で目をつけていたドライブインで食べました。

　料理もなかなか美味しいのに加え、そこは土産物も充実。
　また、観光バスの立ち寄りスポットになっているためか、ひっきりなしにお客さんが来るので、お店自体に大変活気がありました。

　しかし、その前に残念なお土産を買ってしまった私とクライアントさんはそのショックが尾を引いていたのか、結果的にそのドライブインでは何も買わず仕舞いでした（苦笑）。

　ちなみに、立ち寄った有名な観光地というのは次の写真のところです。

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