携帯電話の持込禁止

　先日、最初に勤めていた先の人から話を聞く機会があった。

　今その会社では執務室内に携帯電話を持込むことは禁止されているらしい。
　もし何らかの事情があって持込む場合は上司に届出を出すとともに、携帯電話のカメラのところに目隠し用のシールを貼ることが義務づけられているとのことである。

　恐らく携帯電話を使った情報漏えいに対する対応措置だと思われるが、なんだか、「えー、何それ？」という感じである。
　技術の進歩により便利なツールが出てくると、それを使った犯罪や事故等の問題も発生する。
　コンピューターのウイルス対策でも同じであるが、問題とそれに対する解決策はいたちごっこで終りがない。しかし、このままでは、その内、会社の執務室内では全員が透明の服着用となるのではという気もしてくる。

　会社としては「我が社ではこのような対策をうっています。」という際の言い訳にはなるであろうが、大多数の社員からしてみれば、ごく少数の不届き者のために、ちょっとばかげたような対応を強いられるのはバカバカしくてやってられないという感じではないだろうか。

　「羹に懲りて膾を吹く」ということわざがあるが、ちょっと不可解なルールを社員に強いるより、他に取組むべき課題が山積しているように思うのだが・・・。

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ヒーズ株式会社

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