やたらと怒鳴りまくる上司がいる。【Case Study 16】

　どんな会社にも怖い上司や上役がいる。しかし、やたらと怒鳴りまくる上司がいる場合、会社の雰囲気はどうしても悪くなってしまう。
　怒る場合でも、やってはいけないこと、間違ったことをした際に怒るのは当然であり、これをなあなあで済ませていると、会社全体の規律が乱れてしまう。
　一方で、私の経験上やたらと吼えまくる人は、怒るべき時に怒るというよりは、自分の腹の虫の居所次第で怒る場合が多いように思う。すなわち、怒る対象の基準が一定でないため、ある時は何でもなかったのに、別な場面ではけちょんけちょんに言ったりするのである。
　この辺の事情については上司が思っている以上に部下の社員は敏感に感じている。したがって、普段怒鳴りまくっている上司がいくら「問題があったらすぐに俺に報告しろ。」と命令しても、その実効力は薄いのである。
　怒鳴り声が行き交う職場では、声の大きい人に皆が引きずられてしまう。一時に比べれば怒鳴る人も減ってきているようであるが、たいていのことはきちんと話せば分るはずである。会社を自分のストレス発散の場や自己顕示欲を満たす場所にしてはならない。

中小企業のゴーイングコンサーンをサポートします。

ヒーズ株式会社

タグ：上司 怒鳴る 部下