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七味は小粒でもピリリと辛い [営業]
こんにちは、「会社の土台作り」をやっている岩井徹朗です。
日経新聞の毎週水曜日に「200年企業」というコラムが掲載されています。
昨日は長野県で七味唐辛子を製造・販売する八幡屋礒五郎さんのお話でした。
記事によると、
「1点当たりの商品の販売単価は300~500円と、観光地の土産にしては安い部類」
なのですが、会社では、
「もし、店頭で迷いながら品定めをしているお客さんがいれば、小さくて安い方をを薦める。」
のだそうです。
また、その理由は、
「大きいサイズの方が会社の売り上げに貢献するが、使い終えるまでに風味が落ち、二度と買ってもらえなくなるかもしれない。」
からだと書かれていました。
これは、
「目先のもうけより、リピーターを確保する方が長い目でみれば得策」
という先代の教えを守ってのことらしいのですが、今のご時勢なかなかできることではありません。
迷っているということは、お客さんは
「大きい方を買ってもあまるんじゃないかなあ」
と心配している訳です。
でも、普通のお店なら、
「大きい方が絶対お得ですよ!」
と値段の高い方を薦めるケースがほとんどです。
しかし、自社製品の特徴をしっかりと頭に入れ、時間が経つとどうしても風味が落ちておいしくなくなることが分かっているので、お客様の立場に立って、
「そのようなものは食べたくない」
と考えて
「せっかくの美味しい七味を美味しい状態で食べてほしい」
というところまで想いが至るかどうか。
創業から275年を数える会社は考える視点が違うことを学びました。
七味は小粒でもピリりと辛いという感じでしょうか。
今度長野に行く機会があったらぜひお店を訪ねてみたいと思います。
日経新聞の毎週水曜日に「200年企業」というコラムが掲載されています。
昨日は長野県で七味唐辛子を製造・販売する八幡屋礒五郎さんのお話でした。
記事によると、
「1点当たりの商品の販売単価は300~500円と、観光地の土産にしては安い部類」
なのですが、会社では、
「もし、店頭で迷いながら品定めをしているお客さんがいれば、小さくて安い方をを薦める。」
のだそうです。
また、その理由は、
「大きいサイズの方が会社の売り上げに貢献するが、使い終えるまでに風味が落ち、二度と買ってもらえなくなるかもしれない。」
からだと書かれていました。
これは、
「目先のもうけより、リピーターを確保する方が長い目でみれば得策」
という先代の教えを守ってのことらしいのですが、今のご時勢なかなかできることではありません。
迷っているということは、お客さんは
「大きい方を買ってもあまるんじゃないかなあ」
と心配している訳です。
でも、普通のお店なら、
「大きい方が絶対お得ですよ!」
と値段の高い方を薦めるケースがほとんどです。
しかし、自社製品の特徴をしっかりと頭に入れ、時間が経つとどうしても風味が落ちておいしくなくなることが分かっているので、お客様の立場に立って、
「そのようなものは食べたくない」
と考えて
「せっかくの美味しい七味を美味しい状態で食べてほしい」
というところまで想いが至るかどうか。
創業から275年を数える会社は考える視点が違うことを学びました。
七味は小粒でもピリりと辛いという感じでしょうか。
今度長野に行く機会があったらぜひお店を訪ねてみたいと思います。
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