資金繰りと女性の痔

　こんにちは、資金繰り対策×社内態勢構築で「会社の土台作り」をご支援している岩井徹朗です。

　タイトルを読まれた方は「何のこっちゃ？」と思われたかもしれませんね。

　私は見ていなかったのですが、先日あるテレビ番組で「女性の痔」の問題を取り上げていたそうです。

　その番組を見た人（といっても私の家内ですが・・・）の話をまとめると、

　・痔による出血があっても女性の場合、なかなか痔が原因と特定しづらいという事情がある。

　・仮に自分が痔だと分かってもちょっと恥ずかしいなあという気持ちが働いてなかなか病院に行かない。

　・結果的に治療するのが遅くなり、いよいよ病院に行った時には症状が悪化していて大手術になる場合もある。

という感じです。

　話を聞いた時は「ふんふん」で終わってしまったのですが、この問題、私が取組んでいる「資金繰り」の問題と非常に似ているなあとふとひらめいたのです。

　つまり、

　・なんとなく会社のお金が減っているなあと感じていても、その要因をきちんと把握できていないことが多い。

　・資金繰りが悪化していると自覚しても、経営者は自分の経営手腕の悪さを認めるようでなかなか他人に相談しづらい。

　・結果的に銀行や会計事務所などしかるべきところに相談に行った時には既に状況が悪化しており、会社を立て直すには大手術が必要な場合もある。

という訳です。

　先日もあと3ヵ月早くご相談にのっていただいていたら、もう少しいろいろと有効な手をうてたのにと感じるケースがありました。

　資金繰りは対応が後手になればなるほど、選択肢が狭まり、結果的に資金繰りを改善するのに莫大な労力と時間を要するようになります。

　少しでも不安があったら早めの対応を心がけたいですね。

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