SSブログ
★根性論を脱し、PDCAサイクルを回して会社の持続的な成長につなげる手法は「こちら」をご覧下さい。
★中小企業のためのPDCA実践講座

夏が来れば思い出す「あの苦労は何のため?」 [気づき]

 夏休みまであと1ヶ月あまりとなり、電車の中のつり革広告や駅構内のポスターには夏季講習会の宣伝が目立つ季節になった。

 昨日、中学受験を控えた娘さんを持つクライアントさんの話をお伺いしたところ、夏休み中も週5日は講習がびっしり入っているらしい。
 受験生にとってはまさにあつい季節である。

 ところで、私も今から30数年前、中学受験をした。
 といって小学校5年生の時に田舎から東京に出てきて、実際に受験勉強を始めたのは6年生になってから。
 当然付け刃的な勉強では受かるはずもなく、2校受験して2校とも不合格であった。

 その後、地元の区立中学校に通ったのだが、今でも腑に落ちないのが方程式の取扱いである。

 中学受験で一番苦手だったのが算数。
 しかも、植木算とか、つるかめ算とか訳の分らない計算に頭を悩ましたものだ。

 しかし、中学生になって、方程式を習って愕然とした。

 要は受験の時散々苦労した問題は連立方程式を立てればスラスラと解けるではないか。
 最後に1を引くとか、鶴の足の数は何本かとか、回りくさいことをせずに最初からきちんと式を考えることができれば、多くの問題は簡単に答えが出るのである。

 この話を、先のクライアントさんにしたところ、「気持ちは分るけど、文科省でいろいろと基準を決めているからなあ・・・。」と苦笑されてしまった。

 会社においても、客観的に第三者が見ると、どうしてそのような複雑で面倒な事をしているのか、不思議に思うことがある。

 それはその会社の慣習であったり、上司からの指示事項であったりと成立した事情は様々であるが、どう考えてもやり方を変えた方が皆がハッピーになるのにと思うことがいくつもあるものだ。

 中学の入試試験の場合は、いろいろな複雑な事情があってすぐに変更することは難しい。
 
 一方、会社の業務のやり方については、やろうと思えば、今日からでも変えられるものが多い。
 夏休みの前にまっさらな目で一度会社の業務を見直してみるのも一考である。
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

■メルマガ
口座残高に経営判断が影響されない安定した経営を実現するためのメルマガ「【UCF】超キャッシュフロー経営通信」の詳細は「こちら」 → http://bit.ly/heeze_ucfmaill
■ HP
成長支援部作り → http://www.basis01.com/
■ Facebookページ
社長の頭の中にしかないことは、言語化、数字化してこそ価値がある → https://www.facebook.com/heeze2006

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。