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融資は受けることより返済することが大切 [資金繰り]

 「『会社が危ない!』と思ったときにお金をひねり出す61の方法」を読んだ。

 税理士の先生と社会保険労務士の先生が書かれた本で、それぞれのご専門のお立場から資金繰り、経費削減、節税の対策ややり方が分りやすく書かれており、大変参考になった。

 その中で、私が一番印象に残ったフレーズは
 「融資は受けることが大切なのではなく、返済することが大切なのです。」
というもの。

 経営者がお金が不足して銀行に融資を申込む場合、まずはどうやったら借りることができるかに注力する。
 その結果、「利益を出さないといけない」とか、「自己資本比率をもう少し上げないとダメだ」とかいったことにどうしても注意が行きがちである。

 もちろん、それらも大切なことで、銀行からきちんと融資を受けられるようにするためにはそれなりの努力と実績の積み重ねが必要である。
 しかし、借りたお金は返さなければならず、返済の目途も立たないのに融資を受けることは一時しのぎでしかない。

 銀行はお金を貸すことが商売であり、一定の条件をクリアできれば、融資を受けられるかもしれないが、返せないで結果的に自分の首を絞めることは絶対に避けなければならない。
 したがって、粉飾決算をして目先を乗り切ることなどは言語道断である。

 前述の本の中にも書かれているが、「まずは借りて、後は頑張るしかない」では続かないのである。
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