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最初に“決めた”数字と最後に”決まる”数字 [資金繰り]
こんにちは、ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
最近、私の友人、知人の間では、
自宅を新築したり、マンションを購入したり
する人が増えてきました。
実は今日も昨年自宅を建てた友人の家に
招待されていたのですが、天候不順のため、
明日に順延となりました。
海の近くなので、
台風の動きが引続き気になるところです・・・。
・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━━・
さて、資金繰りの話に関連して、
仮に3,000万円でマンションを
購入しようとする場合で考えてみましょう。
住宅ローンを利用するにしても
頭金として2割、600万円くらいの
お金が最初に必要となります。
手元の預金残高が500万円とすると、
あと100万円をなんとかしなくては
なりません。
実際には「親から借りる」という
パターンが多いのかもしれませんが、
これを自力でやろうとすると
・パートやアルバイトに出て
収入を増やす
・毎月の経費を切り詰める
・株を売って現金化する
といったようなことが一般的です。
すると、
・アルバイト収入で+6万円/月
・経費の削減で+2万円/月
・株を売って+50万円
と計算すると
(6万円+2万円)×6ヵ月+50万円
=98万円
として、半年後には頭金600万円の
メドがほぼつきそうだということに
なります。
個人の場合、現実問題として
すぐに収入を増やすことが難しいため、
比較的キャッシュに根付いた考え方が
定着しています。
・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━━・
一方で、会社の場合。
御社では将来の計画を立てる時に
・売上
・利益
のどちらを先に決めているでしょうか。
一般的には、損益計算書が、
売上高→売上原価→売上総利益
→販売費及び管理費
→営業外損益
→経常利益
→当期利益
の順番に並んでいることもあり、
売上→利益
という形で決めていることが多い
のではないでしょうか。
つまり、
いくら売上げたか
の結果によって、
いくら利益が“残る”か
というふうに考える訳です。
しかし、この場合だと
いくら利益が出るかは
やってみないと分からない
ということになります。
当然の結果として、
お金がいくら増えるかは
蓋を開けるまで分からない
ですね。
ここで、視点を変えて、
====================
目標とする利益を先に決める
====================
とどうなるでしょうか。
少なくとも、経費等の固定費は
ある程度自分の意思で決定できます。
すると、
利益+固定費
の金額を売上としてどうやって
達成するかがポイントになります。
つまり、考える順番を
利益
↓
固定費
↓
売上原価
↓
売上高
というように変えて
====================
損益計算書の下から決める
====================
という訳です。
会社の場合、
手元にあるお金を増やそうと思ったら、
なんと言っても
利益を上げる
というのが王道です。
もちろん、決めた利益が必ずしも
達成できるとは限りません。
しかし、
少なくとも、達成度合いで言えば
====================
意思を持って最初に決めた利益 >
売上から(結果として)決まる利益
====================
ではないでしょうか。
目標通りに資金繰りを回す第一歩として、
====================
まず利益を決める
====================
というのは意外と盲点なのではと
考えています。
最近、私の友人、知人の間では、
自宅を新築したり、マンションを購入したり
する人が増えてきました。
実は今日も昨年自宅を建てた友人の家に
招待されていたのですが、天候不順のため、
明日に順延となりました。
海の近くなので、
台風の動きが引続き気になるところです・・・。
・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━━・
さて、資金繰りの話に関連して、
仮に3,000万円でマンションを
購入しようとする場合で考えてみましょう。
住宅ローンを利用するにしても
頭金として2割、600万円くらいの
お金が最初に必要となります。
手元の預金残高が500万円とすると、
あと100万円をなんとかしなくては
なりません。
実際には「親から借りる」という
パターンが多いのかもしれませんが、
これを自力でやろうとすると
・パートやアルバイトに出て
収入を増やす
・毎月の経費を切り詰める
・株を売って現金化する
といったようなことが一般的です。
すると、
・アルバイト収入で+6万円/月
・経費の削減で+2万円/月
・株を売って+50万円
と計算すると
(6万円+2万円)×6ヵ月+50万円
=98万円
として、半年後には頭金600万円の
メドがほぼつきそうだということに
なります。
個人の場合、現実問題として
すぐに収入を増やすことが難しいため、
比較的キャッシュに根付いた考え方が
定着しています。
・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━━・
一方で、会社の場合。
御社では将来の計画を立てる時に
・売上
・利益
のどちらを先に決めているでしょうか。
一般的には、損益計算書が、
売上高→売上原価→売上総利益
→販売費及び管理費
→営業外損益
→経常利益
→当期利益
の順番に並んでいることもあり、
売上→利益
という形で決めていることが多い
のではないでしょうか。
つまり、
いくら売上げたか
の結果によって、
いくら利益が“残る”か
というふうに考える訳です。
しかし、この場合だと
いくら利益が出るかは
やってみないと分からない
ということになります。
当然の結果として、
お金がいくら増えるかは
蓋を開けるまで分からない
ですね。
ここで、視点を変えて、
====================
目標とする利益を先に決める
====================
とどうなるでしょうか。
少なくとも、経費等の固定費は
ある程度自分の意思で決定できます。
すると、
利益+固定費
の金額を売上としてどうやって
達成するかがポイントになります。
つまり、考える順番を
利益
↓
固定費
↓
売上原価
↓
売上高
というように変えて
====================
損益計算書の下から決める
====================
という訳です。
会社の場合、
手元にあるお金を増やそうと思ったら、
なんと言っても
利益を上げる
というのが王道です。
もちろん、決めた利益が必ずしも
達成できるとは限りません。
しかし、
少なくとも、達成度合いで言えば
====================
意思を持って最初に決めた利益 >
売上から(結果として)決まる利益
====================
ではないでしょうか。
目標通りに資金繰りを回す第一歩として、
====================
まず利益を決める
====================
というのは意外と盲点なのではと
考えています。
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