スタンプカード＋α

　クライアントさんへの訪問時にたまに立ち寄る海鮮丼屋さん。千円以内で新鮮なお刺身が食べられるので、お気に入りのお店の一つです。

　お店の開業はたしか半年ほど前。
　店内は以前居酒屋だったところをそのまま使っており、和食のみのお店ですが、なぜか今日はジャズの音楽がかかっていました（笑）。

　そのお店、3ヶ月ほど前からランチタイムにスタンプカードのサービスを始めています。
　スタンプ10個で何かプレゼントがもらえるらしいのです。

　今日食べたのは950円のおまかせ丼。
　さくっと食べ終わって会計をするため、入口近くのレジへ。伝票と5千円札、それに前回もらったスタンプカードをお店の人に渡しました。

　店長さんらしいちょっと年配の人が最初におつりの千円札を4枚返却。

　次にレジから50円玉を取り出し、スタンプカードに捺印。

　そのまま返してくれるのかなあと思いきや、その人は今捺印したばかりのスタンプカードをいったんひっくり返し、置いてあった伝票に軽く押し付けた後、おつりの残り50円とそのカードを渡してくれました。

　すなわち、捺印したスタンプが染みないよう、別の紙でふき取ってからカードを返却したのです。

　最初にそのスタンプカードをもらった時は、別の店員さんがくれたのですが、記憶ではそんなしぐさはありませんでした。
　このため、インク拭きがお店の店員全員に浸透しているかどうかは分りませんが、今日の店長っぽい店員さんのさりげない配慮はちょっぴり嬉しくなりました。

　スタンプカードを使っているお店は多いと思いますが、押したてのインクはたまに染みたりして、手や洋服が汚れてしまうことがあります。

　スタンプカードの特典にちょっとした気配りがプラスされると、リピーターも更に増えるのではと思いました。

タグ：スタンプカード 海鮮丼 店長 インク 気配り

コメント 2

はじめまして。
ご訪問＆ｎｉｃｅを有難うございました。
店員さんの小さな気配り一つで、お店を出たときに、
来てよかった。また来よう！という気分になりますよね。
お客様の気持ちを次に繋げるために、とても大切な事のように
思えます。

きっと、店長さんらしい方のお人柄もあるのでしょうね。
接客サービスのマニュアルには書かれていない
部分での、心配りのように思えます。


by sumi (2010-09-06 10:22) 

sumiさん

コメントありがとうございます。
お店の場合、最後にお客さんがお店を出るまでが勝負。
その点で、最後のところで手（気）を抜いているところが多い気がします。
逆に言えばそこに少し力を入れるだけで他店との差別化が図れるかもしれませんね。
by 岩井徹朗★会社の土台作り (2010-09-07 09:42)