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資金繰りに窮した際に [資金繰り]

 資金繰りが窮した時の経営者の対応を見ていると、大きく分けて3つの分類があるように思います。

 一つ目は「現実逃避型」。

 資金繰りが厳しいという状況に目を背け、逃げ回ってしまうタイプ。

 今月の支払が難しい旨を事前に取引先に連絡しないばかりか、先方から督促の電話がかかってきても居留守を使って電話にでないといったような人です。
 その内、連絡が全く取れなくなり、いつのまにか行方知らずになってしまいます。

 二つ目は「開き直り型」。

 払えないものは払えないと居直ってしまうタイプ。

 連絡はついて会うことはできても、「支払うことはできない。」と主張するばかりで何ら解決策が見出せないというような人です。

 そこまで強気の姿勢を保つことができない場合に、ややグレーな取引や違法性の高い業務に手を出して、当面の資金をなんとか確保していることもあります。
 しかし、一度悪事に染まってしまうと、どんどんその傾向が強まってしまい、気がつくと後戻りできない・・・という事態になるケースも多い気がします。

 三つ目は「悪戦苦闘型」。

 資金繰りの厳しい現実と向いあい、なんとかそこから抜け出そうと必死に頑張るタイプ。

 自分でもお金をつっこみ、銀行ともリスケを交渉するなど、やるべき事はなんでもやろうとされている人です。

 しかし、まじめであるがゆえに自己を犠牲にし、家族をも巻き込んでしまう場合も多いのが現実です。
 奮闘中に会社の業務が立ち直れば良いのですが、そうでない場合、どこまでご本人の気力、体力、資金力が続くか、時間との勝負がポイントになってきます。

 昨日お会いした経営者の方は第三のタイプでした。

 やるべき事は着実に取組まれており、私としても立ち直りのきっかけをつかんでもらうために知恵をしぼりたいと思います。
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