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会社も上り坂か下り坂かで対処方法が異なります [マネジメント]

 こんにちは、「会社の土台作り」をやっている岩井徹朗です。


 先日は半日都心を散歩してきました。

 最初に訪れたのが愛宕神社。以前から気になっていました。

 徳川家光の時代、四国丸亀藩の家臣曲垣平九郎が、愛宕山の急勾配を一気に馬で駆け上がり、家光が所望した梅の枝を献上。その名を全国に轟かせることになった故事で知られる「出世の石段」が有名です。
P_110504_atagao_02.jpg

 石段を下から見上げると、切り立った崖のよう。よくもまあこんな坂を馬で駆け上がったものだと感心してしまいます。

 途中に休憩場所もないため、上るなら86段を一気に。上る前から足も重くなります。

 実際上り始めると想像以上にきつく、日頃の運動不足がたたってか、ひざはがくがく、呼吸はぜいぜい。背中にはうっすらと汗がにじみます。

P_110522_atago_02.jpg

 
 一方で、より気を使ったのが下り。

 神社の境内から下を見下ろすと、まるでスキーのジャンプ台。

 高所恐怖症の私は思わず足がすくんでしまいました。

 また、一段一段の幅がそれほど広くないため、足の大きな私はつま先が石段からはみ出ます。上りの時ほどスピードを出すことは到底できず、降りながらでも転げ落ちたら・・・という怖さが常に頭をよぎっていました。



 こんな時は

  一歩一歩降りる

  時間をかけてゆっくりと降りる

  いざという時掴めるものを探しておく
   
   ・・・階段の場合は手すり

ことが怪我を防ぐことになります。


 また、どうしても無理そうな場合は

  別の方法を選択する


   ・・・神社の場合はより緩やかな階段やエレベーターもあり

ということも視野に入れておく必要があります。


 石段の場合は見れば上りなのか、下りなのかはすぐに分りますが、会社の場合、中にどっぷり浸かっていると、置かれた状況がすぐには分らないことがあります。

 上向き調子の時は、多少問題があってもなんとか乗り切れますが、下り坂の場合は、気をつけないと思わぬところで足元をすくわれることも。

 また、急な下り坂に見えても目指すべきゴールを明確にし、一歩一歩進んでいくことで、結果的には早く業績を回復軌道にのせることもあります。


 資金繰りを考える上でも、下り坂の時には

  数字をより緻密に検証すること

と、

  大胆に対策を実行すること

の両方が求められます。


 今が上り坂なのか、下り坂なのか。時には俯瞰して会社の状況を見てみることで、より良い対処方法も見えてくるのではと思います。


 以上ご参考になれば幸いです。
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