SSブログ
★根性論を脱し、PDCAサイクルを回して会社の持続的な成長につなげる手法は「こちら」をご覧下さい。
★中小企業のためのPDCA実践講座

新店長就任記念! [営業]

 私はパチンコをやらないのですが、たまに街で見かけるポスターで「新店長就任記念!」といったようなフレーズを見かけます。

 パチンコをする人にとってはその店の店長が替ろうが、替るまいが、あまり関係ない気もしますが、店長交代にかこつけて何とか売上を伸ばすためのサービスが行われているだと推測されます。

 以前銀行の支店で働いていた時、通常3年ぐらいのサイクルで支店長は替っていました。

 さすがに、公けには新店長就任記念のようなことはやっていませんでしたが(笑)、支店長が交代して預金残高や融資の金額が落ち込まないように副支店長や課長が気を使っていたように思います。

 一方で、かなり大々的にやっていたのが会社の設立何周年とか、支店開設何周年記念の運動です。

 一度確か支店開設30周年の時に遭遇した事がありましたが、その時は取引先に預金の他行からの預け替えをお願いしたり、貸出金の増強に注力していた記憶があります。

 今振り返ってみると、取引先からすれば支店が10周年記念であろうが、30周年記念であろうが、あまり関係ないと思いますが、銀行という相対的に強い(?)立場からのお願いであったためでしょうか、各社とも非常に協力的で、目標の数値は達成しました。

 ところで、会社にしてみれば、何かの周年行事等を口実にすれば、普段よりもいろいろと頼み事がしやすいという事情はあるのでしょうが、お客さんの立場に立ってみれば、必ずしもメリットがある訳ではありません。

 デパートやスーパーなどの記念バーゲンセールスだとメリットも具体的で分かりやすいのですが、銀行の場合、30周年だかと言って貸出金利が低くなったり、融資条件が緩和される訳ではなく、当座預金や普通預金を他行から預け替えても利息収入が増えることはありません。

 まあ持ちつ持たれつの関係で協力関係を深めるという派生的、簿外的な効果はあるのかもしれません。
 しかし、消費者やユーザーの立場が強くなりつつある現在、会社側の事情を理由にした業績アップを狙う計画はよほど周到に準備してお客さんのメリットを明確にしないとなかなか上手くいかないのではないでしょうか。

 さてさて、今年は私が独立して早くも5年目。
 銀行時代と違っていくら当社が5周年だと叫んでも、業績アップに積極的に協力してくれる先があるはずもなく、7月4日の設立記念日をどうやって迎えようかと頭をひねる毎日です(汗)。

nice!(14)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 14

コメント 1

ウエディングドレス

お客様に人生で一番輝いていただく為に様々なウエディングドレスを御用意しております。自分らしい激安のオーダードレス。全国送料無料。特大キャンペーン中。色々なスタイルが揃って、きっとおっ気に入るものが見つかります。チャンスを見逃さないように
是非ご覧ください。
http://www.vitabella.jp

by ウエディングドレス (2011-01-08 16:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

■メルマガ
口座残高に経営判断が影響されない安定した経営を実現するためのメルマガ「【UCF】超キャッシュフロー経営通信」の詳細は「こちら」 → http://bit.ly/heeze_ucfmaill
■ HP
成長支援部作り → http://www.basis01.com/
■ Facebookページ
社長の頭の中にしかないことは、言語化、数字化してこそ価値がある → https://www.facebook.com/heeze2006

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。