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Merry Christmas in Philippines [気づき]

 今日はクリスマス。我が家では静かに家で過ごしていますが、この時期になるといつも思い出すのは、駐在していたフィリピンでのクリスマス。

 彼の国は国民の9割がカトリック教徒で1年の中でクリスマスは一大イベント。クリスマスイブは基本的には半ドンなのですが、メイドさんやドライバーさんもみんな朝からソワソワ。そんな時に彼らに余計な用事をお願いしたりすると、結構ひんしゅくを買うので要注意です。

 赴任1年目の12月のある日、住んでいたマンションのガードマンがニコニコしながらやってきて空の封筒をこちらに手渡します。当方は何のことだか、さっぱり意味が分かりません。

 後日長く彼の地に住んでいる方にこの話をすると、それはあちらの習慣で、クリスマスには普段お世話になっている人にちょっとしたプレゼント(実際はお金が大半)を渡すのだといいいます。
 
 つまり、先のガードマンは私にプレゼントを要求してきたのでした。日本で言えば、空のお年玉袋を渡されて
そこにお金を入れてくれと言われたようなものでしょうか。

 まあ日頃接している人なら意味は分かりますが、友人の中には、たまたま郵便物を届けにきた見知らぬ人からプレゼントをくれと迫られたケースもあった模様です(笑)。

 お金と言ってもせいぜい一人500円程度。今どきこれぐらいのお小遣いをあげても日本の小学生ならかえって馬鹿にされるかもしれませんが、フィリピンではかなり喜んでもらえた思い出があります。

 いずれにせよ、フィリピンでは前日までの喧騒が一変して、クリスマス当日は基本的には家で過ごすので非常に静か。老いも若きも皆それぞれに聖なる一日を過ごしていることでしょう。

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コメント 2

黒髪

クリスマスを静かに家族で過ごすというのは
本来のクリスマスの在り方でしょうね。
いろいろな習慣があるのですね、思い出すクリスマスもいいものですね。
by 黒髪 (2010-12-25 23:28) 

岩井徹朗★会社の土台作り

黒髪さん

コメントありがとうございます。
彼の国では月にerがつく9月(September)からクリスマスの準備が始まるので、気合いの入れようは日本以上でした。
by 岩井徹朗★会社の土台作り (2010-12-26 12:25) 

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