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突然奥歯に激痛! 原因を探ってみると・・・ [健康]

 「う~っ・・・痛い!!」

 突然奥歯の激しい痛みに襲われる。尋常ではないこの痛み。通いなれた歯医者へ駆け込んだ。

 レントゲンで撮影するも、奥歯に問題があるのか、歯茎の奥深くに潜んでいる親不知が悪さを始めたのか、はっきりとはわからない。
 とりあえずの応急処置で帰宅したものの、週末をはさんだこともあってこの日から三日三晩激痛に耐えることとなる。

 親不知が原因なら、親不知を抜くしかない。

 「こんなに埋まっている歯を抜くんですか?」

 「ハイ。すごく深いところにあるので、抜くとしたら大きな病院を紹介します。」

 一気に憂鬱な気分に襲われる。

 「抜いた後の痛みが治まったところで、まだ今の痛みが続くようであれば、親不知以外に原因があるということになります。」

 簡単に言わないで欲しい。それは無駄な抜歯ということだ。

 激しい痛みは治まったが、相変わらず原因は特定されず、歯茎の腫れはひかないまま。

 しかし、大変な思いをして親不知を抜くということにはなかなか踏ん切りがつかない。

 「抜いたけど違いました。」
ということだけは、何としても避けたい。

 「先に奥歯の被せ物を取ってみましょうか。前の歯とつながっていますが切断します。」

 「ギィ~ン・・・ギィ~ン。ガ・ガ・ガ~。」

 耳元に響く強烈な音と痛みでドッと汗が出る。

 「原因が分かりました。」
と先生。

 「歯に被せ物をするとき、歯の中に土台を作ります。レントゲンでは問題ありませんでしたが、その土台も外しました。土台の下の深いところに小さな穴があって炎症が見つかりました。」

 随分前に治療した歯である。長い時間をかけて炎症を起こし、とうとう爆発したというわけか。
 この歯痛との苦闘は、ほぼ1ヶ月続いた。戦ったのは家内である。

 歯が痛いと何もやる気が起きなくなりますが、今回は横で見ている私でもかなりつらそうな感じでした。
 まだ、完治した訳ではありませんが、原因が分ってちょっと一息という感じです。

 今回の歯痛の原因は以前に治療した際に作った土台にできた小さな穴。

 会社の場合でも、何か問題が起きた時によくよく原因を探ってみると、長年の間に培われた会社の風土や慣習に問題があったり、制度や仕組みが疲弊したりしている場合が大半です。

 10年前にできたルールを今の状況に照らし合わせると、改訂しなければいけないケースもあれば、長期にわたって先送りしてきた問題が現時点では大変なトラブルになっているケース・・・などなど。

 基礎や土台の部分は一度作ったら永久的に不変という訳にはいかず、時代の要請や会社の成長に応じて常に調整を繰り返していく必要があるのです。

 そして、表面に出てくる事象は氷山のほんの一角。土台にあいた小さな穴からいつリスクが顕在化するかは分りません。

 歯痛の場合は歯医者さんに行けば大抵直りますが、会社の場合は、痛みを感じたら会社自身で原因を探り、直すのが基本。
 したがって、問題が発生する前に自分自身で自社の状況を定期的にチェックする仕組みが必ず必要になってくるのです。

 痛みがないとついつい忘れがちですが、人のふり見て我がふり直せ。私も近い内に歯医者さんに行って事前チェックを受けたいと思います。
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noguchihiko3rd

訪問&Nice有り難うございます。
これからもご贔屓に。
by noguchihiko3rd (2010-07-14 18:10) 

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