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同じ言葉を巡っても [気づき]

 先日、法務局へある会社の商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を取りに行った時のこと。

 所定の用紙に必要事項を記入し、印紙を買いに印紙販売所へ。
 すると係りの人が、「収入印紙ですか。」と聞いたので、私は「そうです。」と答え、2,000円分の印紙を貼って受付へ行った。

 すると、受付の人から、「謄本の場合は、収入印紙ではなく、登記印紙を貼って下さい。」とのご指摘。
 あわてて先の販売所へ戻り、先のおばさんからは「だから、収入印紙ですかと確認したのに・・・。」とぶつくさ文句を言われながらも、なんとか収入印紙から登記印紙へ変更してもらい、事なきを得た。

 今まで、よく行っていた法務局では「印紙下さい。」ということで、特に何の問題も発生していなかったが、今回の法務局は初めてのところ。

 今回の件は、係りの人が気を利かせて「(登記印紙ではなく)収入印紙ですか。」と質問したことに端を発する。
 もちろん、先方が悪いのではなく、きちんと確認しなかった私が悪いのであるが、真の原因は、先方の質問を受けて、私が従来の経験を元に「(切手とかではなく)印紙なのですね。」と勝手に解釈してしまったことにある。

 間違えてからようやく私も謄本を取る時の印紙は別だったことを思い出したが、ここ数年は「印紙下さい。」という依頼でだけで特段の問題が生じていなかったため、登記印紙と収入印紙の違いをすっかり忘れていたのである。

 このように、同じ言葉を巡っても、状況によってはお互いに認識のズレが生じる。
 会社の中でも、仮に同一言語、同じ言葉を使っていてもコミュニケーションギャップが生まれるということは常に念頭に置いておいた方が良いかもしれないと改めて思った次第である。

 もっとも、この話を会社に戻ってからしたところ、ある社員から、「私の場合、謄本の申込用紙を窓口に見せて印紙を買うので、間違ったりしない。」とのご発言。なるほど・・・、至極ごもっともです。

お金がきちんと回る世の中を作ります。


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